今日は、湯布院を少し大分方向に通り過ぎて、狭霧台(さぎりだい)までやってきた。
ここから湯布院の町を俯瞰できるのだが、真下には懐かしいたたずまいの合掌造りがある。
昔は、湯布院ハイツと言っていた。
今は、「ゆふいん七色の風」として再出発したらしい。
中はあんまり変わらず、昔ながらの団体客向け温泉旅館。
もうずいぶんと施設が古くなっている。
25年前、次男が生まれて最初に泊まったのが、湯布院ハイツだった。
夏の終わりころで、隣のプールは実に寒かった。
湯布院の街も金鱗湖周辺が、観光地として開発されていただけだった。
金鱗湖はただの池で、周辺はぬかるみだったことを覚えている。
民芸村や自動車博物館くらいしか見学場所はなかった。
当然、今流行りのお土産街道も湯の坪街道もなかった。
当時は温泉保養地であって、若いファミリーには興味が薄い場所だった。
それが、今や・・・・。