晴天と春の陽気に誘われて、1時間の高速ドライブ。

やって来たのは、山口県下関市の唐戸市場(からといちば)。
と言えば、ふく(フグ)と相場が決まっている。
海を渡った九州・福岡まで、その名声は轟いている。
しかし、ここ唐戸市場は楽しい食事処としても有名だ。
この市場は、市場の機能と食堂や商店街の機能を併せ持つ。
揚がったばかりの海の幸や加工された海産物の売り場、競り売りの場、問屋の小さなん商店街。
2階の見学通路から一階フロアを見ると、老若男女が入り乱れている。

模擬店みたいな店で、どんぶりご飯を買って、刺身等を数種類、自由にトッピングできるというシステムを最初にアピールした。
今盛況なのは、新鮮食材の寿司等を店先に次から次へと並べて、ばら売りするシステムだ。
お客は、タッパーをもらっていろんな店で寿司やふくの唐揚げなどを買うことができる。
1500円も出せば、満足できるオリジナルの寿司昼食の出来上がりだ。

エビフライ定食を食べた後のデザートに寿司1000円分。
回転ずししか食べたことがない小市民には満足度100%の味だ。
1貫が不足度は0%だ。
回転寿司で感じる妙に脂っこい塗り物なんかしていない。
長テーブルが1階や2階の通路に設置されていて、ゆっくり食べることができる。

海側の植え込みや芝生に座り込んで、関門海峡を眺めながら食べるのも一興だ。
追伸@
唐戸市場の屋上には、芝生が引き詰められた広場がある。

ここで食べれば、さらにおいしいに違いない。

関門の花火大会もここで見物できそうだ。

追伸A
駐車場は3時間ほど止めても500円程度。
隣の赤間神宮に参拝すれば駐車場代はタダ。
追伸B
唐戸市場の中で食事するのもいいが、隣の建物には飲食街がいっぱいだ。
海を見ながら、多種多様な海鮮丼を賞味してはいかがだろう。