だ連休の、カンカン照りの日曜日。
後で聞いたら、最高気温だ26度だったらしい。
今日は、奥さんの長年の夢だった有田の陶器市にやってきた。
博多駅から1時間半余り。
車は渋滞しそうだったし、駐車場がないかもしれないという不安があった。
それで、列車の旅を楽しむことにした。
帰りには、ビールでも飲んで寝てればいい。
さて、今回有田に行ってみて、「有田の陶器市にはいくつかの顔」があるように思った。
先ず一つ目は、言わずと知れた陶器市としての側面。

JRの臨時便に乗って上有田駅(有田駅の一駅東)で下車。
大勢の人の波に乗って、田舎道を歩き出す。

すると、昔懐かしい風景がある。
籠にギシギシに詰まった陶器の数々。

100円とか200円とかの価格表がうれしい。
上有田駅から有田駅までの道路は、その日歩行者天国(昭和の言葉か?)になっていて、その長さは3kmにも及ぶらしい。

道路の両側が窯元であったり、陶器の販売店であったり・・・。
店の軒先に積まれた陶器の中で、気に入った品物を値切って買うのが陶器市の風情だったと聞く。
今は、そんな風景もあまり見られないが、昔風の建物や工房の中まで解放されていて、新作も多く展示されている。
ちょっと気に入ったぐい飲みを手に取ってみると、3500円の名札。
これは、まだまだ。
焼酎のお湯割りコップが23000円。
とても、庶民には手に入りそうにないものもいっぱいだ。

器市には、リュックが必需品だ。
会場は3kmの道のりを歩き回るんだから、陶器を買い占めていたらビニール袋では両手がふさがってしまう。
第一、重い。
リュックで背中にからうのが一番理に適っている。
中には、買い物用のゴロゴロキャリーを引いている人もいる。
新規オープンの飲食店や壁掛けの飾り物を手に入れたい人にはもってこいのアイテムだろう。
追伸
有田駅や上有田駅周辺の店が安いように感じた。
2つ目以降の顔は、次回以降のブログで紹介。