2016年09月17日

秋霧の街 柴田哲孝

作者は、柴田哲孝。

【本の帯】

国際港湾都市、新潟。外国埠頭で日本人の若い女性が惨殺された。

犯人の男は、いまだ逃走を続けている。

余命わずかの被害者の父は「真犯人は別にいる…」と。

背後に蠢くロシア人の影、不可解な警察の動き、そして謎の美女・マリア…。

愛と壮絶な暴力が交錯する、衝撃のミステリー。

【読書後記】

私立探偵の神山健介シリーズの第4弾。

余命短い老人からの依頼で、探偵が調査に乗り出すシーンから本篇がスタートする。

今回は新潟の港町が舞台。

ロシア人のアウトローや新潟県警の悪徳警官が相手だ。

完全にハードボイルドタッチの作品に出来上がっている。

探偵が銃を使うなんて・・・・ということなかれ。

お話の世界なんだから、大概のことは許されるんだ。

「蘇る銀狼」や「野獣死すべし」・・・なんていう大藪春彦の作品に雰囲気が似ているようにも思える。

ロシア人高官が経営するホテルが、悪の巣窟になっている。

そこからロシア人の美女を救い出すミッションが、ラストのシーン。

シリーズの定番であるスピーディーなアクションとカーチェイスも健在だ。

大きなどんでん返しは無いが、十分に楽しませてくれる作品だ。

最後の最後に、謎の黒幕である日本人の正体を暴いて復讐するまでが描かれている。



posted by 田沼 at 20:17| 福岡 ☀| Comment(0) | 読書のススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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