TSUTAYAの福岡志免店が、7月下旬にオープンした。

関東では珍しくはないだろうが、パン屋やコーヒーショップが併設された本屋なんて福岡では珍しい。
武雄市の市民図書館がそんなんだった。
さて、今回は福岡志免店のお話。
閉鎖したホームセンターを改築してのオープンじゃないかと思う。
先ず目立つのが、玄関横に併設されたピザ店。
ガラス張りなもんで、まるで温室のようだ。
書店の中に入るとパン屋もあって、そこにも人がいっぱいだ。
もちろん、見渡す限り本の山。
低い棚に平積みにされた新刊もあれば、3mほどの金属棚に並べられた中古本もある。
中古本の規模は、日本一という話だから大したもんだ。
店内のあちこちに形を変えた椅子があって、ゆっくり試し読みもできるようになっている。
新刊を食事をしながらでもOK!
キッズコーナーの横の長机コーナーには電源まであるから、PCなどの充電も出来そうだ。
看板によると、3冊までは持ち出して読めるらしい。
まるで、図書館のようだ。
試し読みして、気に入ったら買って帰るというシステムになっているらしい。
損して得取れの商売か?
「試し読みしたものは、買って帰らなくてはいけない」というような心理に陥るかもしれない。
玄関から右奥へ進むと、DVDの新品、レンタル、中古品がやはり3mの鉄製棚にずらりと並んでいる。
ここに来ると、探しているものが必ず見つかりそうだ。
休日に行ったもので人、人、人でごった返していた。
230台の駐車場が満杯だ。
平日にやってきて、パンを買って試し読みしたり、Wi-Fiを活用したりしてゆっくり過ごしたらいいだろう。
近隣の本屋は厳しい経営を迫られるはずだ。
イヨンモールの本屋でさえ規模を縮小しているもの。