2016年06月30日

デッドマン(死体が生きている)

第32回横溝正史ミステリ大賞作品。

【本の帯】

頭部がない死体、胴体がない死体、右手がない死体…。

遺体の一部が持ち去られる猟奇殺人事件が6件連続して発生した。

捜査が混乱を極める中、ある日本部に1通のメールが届く。

僕は継ぎ合わされた死体から蘇った死人です。

僕たちを殺した犯人を見つけてくださいー。

鏑木警部補率いるクセ者揃いの特捜班が前代未聞の謎に挑む。

度肝を抜く結末が待ち構える警察小説新次元!横溝正史ミステリ大賞受賞作。

【読後感想文】

もう数年になるだろうか。

江戸川乱歩賞に見切りを付けたのは。

その後は、今野敏ばかりに傾倒していた。

図書館で、白っぽい表装の本に出くわしたもんで手に取ってみた。

横溝正史ミステリー大賞を受賞した作品だという。



五体をバラバラにして、各位ごとに持ち帰った猟奇的殺人。

横溝正史賞らしい演出だ。

それに対抗するのが警視庁捜査一課で組織された特殊班。

チーフは昼行灯と揶揄されいる中年刑事。

必殺仕事人以来、この昼行灯が主人公というのも多いんじゃないかな。



半分も読めば事件の概要はわかってきたが、動機がわからない。

探偵役が最後に皆を集めて解き明かすというラストもセオリー通りだ。

ストーリー展開に無理な点もあったが、もともとミステリー小説の世界なんだから良しとしよう。

だって、横溝正史シリーズ自体が空想の世界なんだから矛盾があって当然だ。



本の世界に自分も入り込んだまま、楽しく一気読みできそうな作品だった。

新幹線で東京に着くまでに読み終えることができるだろう。



posted by 田沼 at 18:01| 福岡 ☁| Comment(0) | 読書のススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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