博多一風堂に初めて見参した。
かつて、野外会場の臨時調理場で食べたことはあった。
折り畳みの長机と発泡スチロールのお椀に食べたが、味そのものは覚えていない。
おいしかったという感想は持ったと思う。
今回、車検で福岡市を訪れて、待ち時間を利用してのお食事だ。
近くにはスシローや新装開店の餃子屋店、アジアン料理の店などがあったが、奥さんの「ラーメンが食べたい」という一言で一風堂に決定。
そう、鶴の一声というやつだ。
店内には、そろいの黒いTシャツを着た若いスタッフがいっぱいだ。
一つ一つの動作ごとに元気な掛け声が飛び交っている。
メニューを開くと、ラーメンにも白丸元味と赤丸新味とあって選択できるようになっている。
赤味は辛みそがのっているということ。
今回はパスした。
辛いのはあんまり得意ではないんだ。
一方の、白丸は元味というくらいだから一風堂本来の味が楽しめるんじゃあなかろうかという思いもあって、こっちを注文。
待つこと数分。
見た目は博多豚骨ラーメンの基本を押さえていて、ネギにきくらげ、チャーシューがトッピングされている。
スープは当然乳白色。
先ずはそのスープを・・。
いいじゃないか。
豚骨の臭みがなくなって、甘くあっさりしたおいしさに出来上がっている。
次は、麺。
箸ですくい上げてみると、なんとごく細麺。
期待を膨らませて、一掴み。
ウーン!
たまごを練り込んだような味がする。
あまりの美味しさに脱帽だ。

世界に広がる一風堂の味を堪能できたことに感謝。
追伸
ラーメンと餃子を別々に注文したら、「ランチメニューで注文した方が安いですよ」と優しく教えてくれたスタッフさんにこれも感謝だ。