
日曜日の福岡は、大寒波で都市機能がマヒ状態だった。
朝の6時頃、0度になったのが最高気温だという。
そこから先が、気温が0度以下になるなんて!
こんな経験は、記憶にない。
最低気温が午後6時頃で、マイナス3度だというからビックリポンだ。
39年ぶりというのだから、就職する前の話、大学3年生の頃のことだろうか。
その頃は福岡にいなかったのでなおさらだ。
確かに福岡は九州なんだが、玄界灘から博多湾は北に面しているので案外寒いんだ。
北海道出身やモスクワに駐在した知人たちは、福岡の冬の方が寒いと言っていた。
日曜日は、雪の為に朝からバスもJRも運休だ。
せっかくの日曜日なのに、どこにも行けない。
最寄り駅に行っても、博多駅や天神に遊びに行くこともできない。
近くの県道まで出てみたが、車は疎ら。
チェーンを履いたトラックやスタッドレス車が行きかう程度だ。
風が吹き抜けるところでは、凍えるほどの体感温になってしまう。
遭難しないうちに、早々と家の中に退散。
日曜日で、仕事がなかっただけでも不幸中の幸いというべきだろう。
仕事のある人は、バスも電車も運休した中を歩いて出勤するんだろうか。
月曜日の昼には回復するとのこと。
だから、こんな時にはジタバタしない。
朝風呂、昼風呂、夕風呂に入って命の選択だ。
食糧や灯油はいっぱい買い込んだので、安心して家の中に籠城できる。
まあ、死ぬことはないだろう。
出かける予定だった二男と三男も、今日はおとなしく家に籠城だ。
数日前から天気予報は確認していたので、夕食はおでんと決めていた。
松竹梅もビールも買い込んだので、夜は次男、三男と大宴会だ。
荒れる冬は、籠城に限ります。
仕事さえキャンセルします。
下手すると命にかかわりますから、慎重に行動しています。
家にいるとテレビを見ているか、やはり宴会でしょうか。
奄美大島でも115年ぶりの雪でしたので、冬ごもりが安全です。
北国の人は、毎日が雪だらけなんで大変だなあと思っていました。
さて、昨日はおでんを肴に熱燗で宴会でした。
焼酎を切らしていたもんで、熱燗でやりました。
寒い日は熱燗に限ります。
ビールは出ませんでした。
朝気づいたんですが、結局、次男は家に泊まっていました。
JRが動いているということで、朝食もそこそこに急いで出勤していきました。