奥さんが実家に帰った。
別にケンカして出て行ったわけじゃあない。
毎年恒例の行事だ。
それで、今夜は一人。
こんな時は外に出て、うまいものでも・・・・とは思ったが、最近は外食が多くて小遣いが怪しくなってきた。
期待しながら食べに行ったカレー専門店のカレーがおいしくなかったという理由も加わって、本日はレトルトのカレーでいこうとに決めた。
そんなことを考えていると、学生時代に食べた激辛カレーが思い浮かんだ。
口の中に入ると、口内がしびれるほどの辛さだった。
辛いというより、痛いという感じだったかもしれない。
一口ごとに水を飲んでいた。
そんなカレーだったが、そのおいしさが忘れられずに数回は食べたと思う。
その記憶があったもんで、イオンのレトルトカレーコーナーでは「博多名店ナイル辛口黒カレー」というのを選択した。

家に帰って早速湯を沸かし、十分に温めてから皿に注いだ。
いくつかの肉コロが散らばっているが、スープみたいにさらさらしている。
こりゃあ、ハズレかな?
まあ、レトルトの400円なんだからしかたないさ・・と自分を慰めた。
少しは、期待を込めてスプーンをぶち込んで口の中へ。
うン?
辛くない。
ちょっとピリッとはするが、ボンカレーの辛口と変わらないというのが第一印象。
2〜3口含んでみると、奥の方から甘さが伝わってきた。
案外おいしいかも。
さらにスプーンを進めると、その味わいにこりゃあ当たりだったと思えてくる。
変な表現になるが、辛いけど甘いんだ。
それから後は、スプーンがどんどん進んだ。
普段はライスのお替りなんてしないんだが、今回は並々とお替り。
炭水化物ダイエット中ということも忘れて、一袋のレトルトカレーで皿2杯分のライスが腹の中に納まった。
レトルトカレーのすごさを思い知ったといった感じだろうか。
また同じカレーを食べたいという気持ちと、別のものも試してみたいという気持ちが半々のところだ。
どっちにしても、今回は☆5つの判定でいいと思う。
レトルトカレーはたくさんあって、おいしさそこそこのものは多いですが、当たりは意外と少ないものです。今回は当たりだったんですね。我が家でカレーでなくてもレトルトなど簡単調理のものでおいしい物が見つかれば、すぐに車中泊用のメニューに加わります(笑)。
レトルトと馬鹿にはできないでしょう。
牛丼や親子丼を試したことがあるんですが、それがあまりにもまずかったもんで、レトルトはまずいと決め込んでいました。
カレーはいいかも?
しかも、最近は有名店の冠付きですからね。
今後が期待できそうです。