久しぶりにカレー専門店のカレーを食べたくなった。

それでも、やっぱり脂ギトギトのラーメンや辛めのカレーが欲しくなる。
正月の大判振る舞いだ。
不健康食生活もたまにはいいだろう。
「食は楽しまなくっちゃ」とか、自分に言い聞かせて・・・・。
そして、やってきましたカレー専門店。
迷わず、カツカレーをオーダー。
カロリーが最も高いという評判だ。
かつ丼よりも高いらしい。
恋い焦がれた1年ぶりのカツカレーは、しゃばく変化していた。
辛さは変わらない。
カレーの風味も十分だ。
しかし、上に乗っているカツが薄い短冊に変化していた。
記憶に残るカツカレーのカツは、分厚い1cm幅のカツがデーンと乗っかっていた。
食べきれなくて、子どもに2〜3切れ食べてもらうこともあった。
しかし、今回はどうだ。
幅が5mm程度の薄い短冊が、カレーの上に乗っている。
少しずつ食べていたら、ご飯とカレーのルーが余ってしまった。
それで、しかたなく福神漬けをおかずに完食するしかなかった。
値段は変わらないので、世知辛い世の中になったのだろう。
もう、この店はいい。
甘くても家のカレーの方が断然おいしいと感じた小市民だった。