三男が、勤め先の同僚と出雲へ旅行したそうだ。
その土産に、出雲そばを買ってきた。
実は、私はそばが大の苦手なんだ。
いや、ハッキリ言って嫌いなんだ。
いろんなところに旅行したら、そばが名産というところは多い。
数年前までは、必ずその地方のざるそばやかけそばを食べていた。
しかし、ただの一度もうまいと思ったことはなかった。
今回は、せっかく三男が買ってきてくれた土産なもんで、我慢して食べることにした。
出雲は児玉製麺の生そばだといいう。

http://item.rakuten.co.jp/isomaru/namasoba300g1-5/
出汁も付いたお土産品だが、福岡のそれとは違って濃い茶色だ。
見た目が、いかにも・・・・。
一口すすったら、ほのかにそばの香りがする。
うまい。
今までにない芳醇な味がする。
決して醤油っぽくなく、丁寧に魚から取った出汁とそば麺が融合している。
今までに食べてきたそばって、なんだったんだろう?
なんか、とっても損をしてきた感じがした。
そんなことがあったので、正月の2日は夕食にそばを食べてみた。
スーパーで買った一般的な奴だ。
出雲そばというほどではないが、これもやっぱりうまい。
正月から、新たなB級グルメの旅が始まった。
そんな旅の入口を作ってくれた出雲そばはすごい!
恐るべし、出雲そば・・・というところだ。
特に、蕎麦の旬は11月から12月なので、その時期以外の蕎麦はやはり香りがしません。そんな時期には、新潟や長野の蕎麦屋さんは特に美味しかったと思います。
但し、良心的なお店では季節外れの時にはオーストラリア産の蕎麦粉を使っているので、旬を外しても行く価値はあります。
しかし、タレも熟成した醤油ダレでないと蕎麦が台無しです。
家で食す時は、醤油に熱したスプーンを入れると醤油臭さが無くなると思いますので是非お試しを。
蕎麦好きなんですね。
今回は、まさに目から鱗といった感じでした。
蕎麦嫌いはなくなったんですが、福岡はやっぱりうどんです。
ゴボ天や小エビのかき揚げは、福岡だけの文化なんだそうです。
福岡においでの際は、川端のかろのうろんを訪ねてみてください。